2011.10.29

1.  本日は、何かとご多用中にもかかわらず、沖縄から北海道まで県内外からも多くの同志・仲間の皆さんにご参加いただき、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
 2001年に、「図らずも」と言うよりは「謀られて」参議院議員選挙に出馬することになり、県内はじめ全国の職場や街頭や集会で6800回を越える訴えを行い、初当選させていただいたことがつい2〜3年前のことのように思えます。


2.  その時期、経済のグローバル化に合わせて小泉「構造改革」が華々しく登場してきました。この「構造改革」は、輸出大企業の国際競争力を高めるためにあらゆる産業・企業でリストラ「合理化」を進めるものであり、したがってそれは「弱肉強食の競争社会」へ、そして「憲法を改悪して戦争のできる国」へと突き進む政治に他ならない、これを阻止するために国会に送ってほしいと訴え続け、当選させていただきました。
 ですから、参議院議員としての10年の活動の多くは、この新自由主義政治との対決だったように思います。国会では総務委員会、決算委員会を中心に約350回質問に立って政府と対峙しながら、全国にもそのことを訴えて回りました。


3.  ですが、小泉政権時代、この新自由主義「構造改革」との対決を鮮明にしていたのは社民党ぐらいであったため、社会保障は切り下げられ、社会のあらゆる分野に格差が拡大しました。しかしこれに対する国民の不満や怒りは次第に広がり、社民党や民主党の訴えと結合し、2年前の歴史的な政権交代が実現しました。ですから、民主・社民・国新三党の連立政権は「憲法三原則を遵守し、憲法に保障された国民の諸権利の実現を第一とし、生活再建に全力を挙げる」と宣言したのでした。


4.  今日の世界は、依然、多国籍大企業のあくなき利潤追求を中心とする新自由主義と、所得再分配機能の強化と社会保障の拡充を目指す社会民主主義の激しいせめぎ合いが続いています。日本の中でもそうです。今日問題となっているTPP参加、消費税倍増と法人税減税、公務員バッシングなどもその現れです。残念ながら野田内閣も政権交代の原点からだんだん外れて行っています。


 
5.  日本で唯一、社会民主主義を標榜する私たちの社民党が訴えてきた格差是正、沖縄の米軍基地の国外移設、そして脱原発などはいまや多くの国民の声となってきました。私は、額に汗して働く人々に依拠して豊かな福祉社会を目指す社会民主主義の先見性に確信と誇りを持ち、その力を大きくするためにがんばってまいります。
 この間、皆さんに支えられ、党本部の幹事長や副党首の任に当たってきましたが、引き続き全力で奮闘する決意を申し上げし、お礼のご挨拶とさせていただきます。

   

以 上