2013.8.2

 今日から第184回国会がはじまります。皆さん、大変お疲れ様です。
 参院選後の国会の政治勢力は、自民・公明の与党が衆院で67.7%、参院で55.8%を占めるとともに、改憲勢力である自民、維新の会、みんなの党などが衆院で76%、参院で59%を占めるようになりました。参院で改憲発議に必要な3分の2の162議席に17議席不足したことはそれなりに意味のあることですが、それだけに改憲に執念を燃やす安倍内閣が「集団的自衛権行使の容認」、自衛隊への「海兵隊機能付与」、「武器輸出三原則」の変更など解釈改憲・なし崩し改憲を進めてくることは必至です。また、「選挙で国民の信任を得た」として、「アベノミクス」、消費税増税、原発推進、TPP参加などを押し進め、国会運営も横暴を極めてくると見なければなりません。
 しかし、各種世論調査に見るように、多くの国民は、景気回復、雇用と暮らしの改善、社会保障制度の確立を求め、消費税増税、TPP参加には反対し、脱原発・再生可能エネルギーへの転換、そして憲法9条の維持を求めています。政府や国会内多数派と国民の願い・要求との間に「ねじれ」があり、ここに反撃の条件と運動の展望があります。
 わが党は、議席は少なくなりましたが、個別の具体的な課題ごとに野党間の共闘を通して、国民の要求・要望実現のために成果を上げていきたいと考えています。
 安倍政権は、この間、国会審議には応じることなく、経済成長戦略を発表したり、福島原発事故の原因も明らかになっておらず、事故の収束見通しも立っていない状況の下で原発輸出のトップセールスを行ったりしています。さらにTPP参加交渉に参加し、各国との協議も行ってきました。また一昨日には麻生副総理がナチスの憲法改正手法に学んだ方が良いとの趣旨の発言を行い、世界的に非難をあびています。
 これらの問題については、この臨時国会で徹底した質疑を行うべきです。5人の議員団はもちろん秘書、職員の皆さんと力を合わせて頑張りましょう。
       

以 上